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講師: 野間口 徹

  • 株式会社ティー・パートナーズ 代表取締役
  • 様々なシステムの開発。開発者歴20年以上のベテラン
  • 使用言語は C/C++, JavaScript, php がメイン
  • OS、RTOS、コンパイラ、言語処理、ストリーミング、ウエブサービス、SQLエンジン、ゲームエンジンなどカバーする領域は多岐に渡る
  • 生まれは東京。出身校は 滝野川第五小学校、海城学園、東京工業大学 機械宇宙学科、東京工業大学 情報環境学 修士課程。最初の就職先は キヤノン。
  • 修士論文は集合や写像とプログラミング言語のマッピングに関するもので、モデル空間と解空間を意味論的に同一のものとみなし、作用素でモデル空間や解空間を記述する特徴があります。モデルと解とその中間形式を意味論的に同一視することで、構造論的にはフラクタル構造となり、同型写像となります。作用素で記述される群が空間を規定するため、多様性の記述はアーベル群で一般化されます。逆問題的に悪条件の写像も取り扱えるようにするため、観測量(データ、プローブ)からモデル空間や解空間を拡張していくアプローチをとります。別の言い方をすると誤差があることも許容するデータや制約条件を表すデータを中心としたモデリングということになります。

アクティビティ

  • このオンラインの寺小屋システムを作る構想は、2002年に東工大の事業創造の講義でオンラインAI家庭教師というビジネスモデルをつくったところから始まっています。
  • 2008年にキヤノンを辞めた独立直後は寺小屋型のオンラインビジネスのノウハウ獲得のためにオンライン医療などを目指すグループと合流します。そこで、2009年あたりからブログ、新聞ブログ、メルマガ、ビデオチャット、チャットを使ったサブスクリプション型ビジネスのシステム担当やオンライン医療のパイロットプロジェクトなどをしていました。なお、該当のサブスクリプション型ビジネスは「水素文明 - 教育における革命 」という本という形で出版されています。
  • 私自身はライフワークとして、二階述語論理を核とした情報系の理論中心だった「教育における革命」とは別の、理論的なベースが大規模数値計算系の理論中心の私の「minimize entropy」の教育システムを構築しています。私の技術的なバックボーンは逆解析なので、ヒルベルト空間、アーベル群、作用素理論、空間写像、ベイズやベイジアンネットワーク、同型写像、ブロック線図によるモデリング、カルマンフィルタといった理論を多用します。当初は「ソフトウエアによる革命」という「教育による革命」のサブテーマとして動いていましたが、私の方は改良や温故知新の保守色が強くカラーがあわなくなっていたため別物としてゼロから組み直してます。
  • 2010年に打倒Googleというコンセプトで分散型やクラウド化についての構想をたてます。「個人の時代」というコンセプトで書いたその時のブログが うつろいゆく時代と共に です。また、和風テイストで国内のライブなどを成功させつつ、世界にも通用するコンテンツをつくるロールモデルも検討していました。ちなみにブログで紹介したAsty は後の和楽器バンド で、これが「個人の時代」モデルです。
  • 2010年に HTML5 でwebシステム全体を相互接続する構想をたてます。こちら は経済産業省のベンチャー支援の場で整理したグランドデザインです。
  • 2010年に開発していた teaos とは このデモ にあるようなwebosです。これは別名 Note システムとも言い、note、wikinote、richnote、teanoteなどオブジェクトをNoteとして抽象化してOLEのようにプロセスに抽象化してコンポジットするものでもあります。以降、インターネットを同型写像なフラクタル状に結合された一つの巨大なストレージとみなし、また、ソフトウエアを軽量なプロセスの組み合わせとみなす、それらの構造物に対するエントロピーについて考察するいう独特な視点で様々なアーキテクチャやシステムを産み出します。また、プロセスを作用素とみなし、作用素により空間の写像を定義する独特のパラダイムでの開発手法をあみだします。
  • 2012年に、2009年の新型インフルエンザや2011年の311から影響を受けて、細菌の感染モデルを応用してよいMovementをつくろうというTipping Pointという理論に注目して「Minimize entropy」というサブスクリプション型の学び道場をつくろうとします。これは、道徳心や遵法意識や不正を正すといった良い意識を人々が規範として社会をより良いものにしようという理論です。私は日本文化である発酵食品に絡めて理論化をすすめていました。これが現在のこの会の原型です。
  • Tipping Pointのロールモデルを作るために伏線として書いたブログが「Hakko工房」です。311の災害被害をうけて「minimize entropy」という思想に基づいてかいたのが「Safe工房」です。また、「個人の時代」を実現する手段として学びモデルを組み合わせて進めようとしたロールモデルがWORKSモデルで、それのために書いていたブログが「Nayuta Works」です。WORKSモデルはタイムチケットサービスを組み合わせて、士業ビジネスや学びビジネスと組み合わせて進めていました。
  • ネット上の悪質な権利侵害に対して、2012年にソフトウエアやコンテンツの権利をJASRAQのような国の機関やGAFAのような大手のプラットフォーマーに任せず商用ライセンスを自分たちで管理するという目的でライセンスの共同管理を核としたATGという分散型ライセンスプラットフォーム構想を進めました。公共性の強い内容に書き換えたのが Copy Lights です。これは2013年のG1サミットのアジェンダとなったようです。
  • 2012年から、minimize entropy というコンセプトで考案したアーキテクチャがABCIです。中間言語を用いての、コマンド、言語、ビルド、集合、SQL、トランスパイラー、URI、データ構造へのアクセス、ハード構成などに関する大統一理論がABCIになります。ただし大統一といっても普遍的な統一を理論化するものではなく、ある人、あるいは、あるグループにとっての大統一理論という意味になります。私のケースにおける「大統一理論」は、私の修士論文の記法をベースに、集合と作用素を一般化したLISPによりシステムを記述する特徴があります。特にHTML5を強く意識していたため、WebSQLの同型写像という構造を強く意識しています。略称は、Command base architecture, Component base architecture, Context base architectureに逆解析のInverseを組み合わせたものですが、実は私が住んでいた我孫子市(ABCI)を捩って作った名前です。これについては長らく非公開でやっていましたが、後に、tea-module.com というサイトで一部公開しています。
  • 2014年よりABCIや、GPGPUオフローダや、クラウドICEや、SQLエンジンの機関部となるcoreシステムの実装にかかります。
  • 2015年には新しいインターネット秩序を作ろうという活動を始めました。そのグランドデザインがこれ です。
  • その後、SNS事業、gitサーバ、NPMサーバ、決済システム、GPS連動型RPG構想、MK判定法のチャットボット、SQLエンジンなど開発しました。
  • 2018年は、販売システムや在庫管理システムや配送システムなどの開発や運用。GPS付RPGゲーム「茶快物語」のプロトタイプ公開。
  • 2019年は、お絵かき可能なスレッド式掲示板、地図システム、サーバ管理システムやSQLパッケージシステムの開発。
  • 2020~2021年は、GPS付きRPG「茶快物語 7 monsters 11 jobs」やSQLエンジンや同型写像エンジンについての作業再開。
  • 現在、「minimize entropy」の活動の再開をしています。また、2012年に論理ファイルプロトコルについて簡易実装をして作業を再開しています。

※ 剽窃を多数確認していますが、私とは無関係です。論文や waybackmachine などの時期をみたらわかると思いますが私の方がはるかにはやくオリジナルです。